2017年4月28日金曜日

v6プラスのレスポンスを改善する

v6プラスにしてから、確かに通信速度は高速・安定しスピードテストの結果も上々なのだが、時々、WEBを閲覧していると画面遷移にもたつくことがある。

一旦、ページを開いてしまえばあとは速いのだが、例えばニュースサイトを見ていても、新しい記事をクリックするたびに、次のページが表示されるまでが遅くて待たされる。

こういった症状は、「DNS」が原因かもしれません。
  • 画面遷移が遅い。画面の切り替えにもたつく。
  • 新しいページが表示されるまで時間がかかる。開くまで待たされる。
  • いつも見ているサイトが「このページを表示できません」「このサイトにアクセスできません」のエラーで見られない。
  • WEBページを表示する際、「待機中」「ホストを解決しています」の時間が妙に長い。

原因

v6プラスで接続すると、通常はNTT東西のDNSサーバーが自動的に割り当てられるようなのですが、混雑時にはレスポンスが悪くなり応答を返さなくなる場合もあるようです。

改善方法(「WXR-1900DHP3」の場合)

予備のDNSサーバーを追加して改善してみましょう。
  • (詳細設定)-【LAN】-【LAN】

DHCPサーバー設定 [拡張設定]欄で、「表示する」にチェックを入れると、追加の設定項目が表示されます。
ここの「DNSサーバーの通知」欄で「指定したIPアドレス」を選択し、以下のアドレスを登録します。

プライマリー: 8.8.8.8
セカンダリー: 8.8.4.4

※「8.8.8.8」「8.8.4.4」は、Googleの提供する無料DNSサービス「Google Public DNS」です。非常に高速で、且つ、IPv6/IPv4両方に対応しています。

以上でルーターの設定は完了です。
設定内容をPCに反映させるため、コマンドプロンプト(又はWindows PowerShell)から、以下のコマンドを順番に入力します。
  • ipconfig /release ‥今のネットワーク設定を一旦破棄
  • ipconfig /renew ‥ルーターからネットワーク設定を取得し直す
  • ipconfig /flushdns ‥DNSキャッシュをクリア

あ、こんなコマンドを打つのが面倒だったら、PCを再起動するだけでもOKですよ。
PCを再起動すると新しい設定が反映されます。